日本福祉教育・ボランティア学習学会
第27回埼玉大会(オンライン) 開催要項



1.大会テーマ

「多様な立場の市民が創る、ふくし・共生の文化 
 ~お互いにエンパワメントしあう福祉教育・ボランティア学習の可能性~

2.大会趣旨

 埼玉県は、早くから青少年のボランティア体験学習の機会を促進し、学校及び地域における福祉教育実践を推進してきた。そして、学校や地域で福祉教育・ボランティア学習を実践する多様な立場の市民、教員、社協や施設をはじめとする福祉関係職員が、研究者と共に体系的に実践的に学習する機会を創り、主体的に学習や実践に臨む人材育成に取り組んできた。特に意識したことは、ともすれば学習の対象とされがちな障害のある人や高齢の人たちも一緒に学び、自らが学習活動を推進する主体となることであった。自他の問題を切り離して考えるのではなく、互いの違いを認め、相互に理解しあうことから、ひとりひとりの“いのち”はかけがえのないものであることを尊重する姿勢を、福祉教育・ボランティア学習を推進する人たち自身が認識し、共に支えあいながら生きる社会が創られるよう心がけてきた。それは今日の地域共生社会の考えにつながる。
 日本では、これまでも次代を担う若者の自殺率が先進国(G7)の中でも一番高かったが、未曾有のコロナ禍で若者や女性の自殺率はさらに高まっている。
 今日、改めて健康で幸福な生活が送れる社会づくりが問われている。誰もが絶望ではなく希望をもって生きていくために、今改めて支える側と支えられる側ではなく、互いに支えあえるような「ふくし・共生の文化」を育むことをめざし、それを実践する力を身につけていく福祉教育・ボランティア学習が必要である。
 埼玉県では、全国で初めての試みとして、多様な立場の市民が共に学びあう福祉教育・ボランティア学習推進員養成研修を経て、修了者らが各々の地域活動へと広げながら、お互いにエンパワメントしあい組織化を図り、共に埼玉県内の福祉教育・ボランティア学習の推進に向けて、学習を実践につなぐプラットフォームを形成して積極的に取り組んでいる。
 未知のコロナ禍での、新たな社会づくりから様々な課題解決に向けて、行動できる市民として主体性を培い、様々な社会資源と協働して地域を紡いでいけるよう、多様な市民の福祉やボランティアに対する意識と意欲を醸成させ、人と共に生きる力を身につけ、「ふくし・共生の文化」につなぐ意義を問い直す機会として本大会を実施する。

3.期  日

 2021年11月27日(土)~28日(日)

4.会  場

 Web会議システム(Zoom)をもちいたオンラインでの開催

5.主催・共催・後援

 主 催:日本福祉教育・ボランティア学習学会
     日本福祉教育・ボランティア学習学会第27回埼玉大会実行委員会
 共 催:埼玉県社会福祉協議会、あったかウェルねっと、若者への福祉教育研究会、埼玉県福祉でまちづくり研究会
 後 援:埼玉県、埼玉県教育委員会(申請中)

6.日  程

7.プログラム内容

1日目のスケジュール - 11月27日(土)

時  間【Zoom1】【Zoom2】【Zoom3】
09:30~10:00基調報告
10:00~12:00シンポジウム
12:45~14:45課題別研究①課題別研究②特別課題別研究①
15:00~17:00課題別研究③特別課題別研究②
17:15~18:15学会総会

09:30~10:00 基調報告【Zoom1】

 埼玉県の福祉教育・ボランティア学習の経緯と特色について

 ●報告者 : 佐藤 陽 氏(十文字学園女子大学)

10:00~12:00 シンポジウム【Zoom1】

 ふくし・共生の文化を創成する~多様な立場の市民が主体的に学習と実践を紡いで

 多様な立場の市民が、互いの異質性・多様性を認め、エンパワーしあいながら、一人ひとりの「ふだんのくらしのしあわせ」と共生を実現できる地域をつくるには、どんな学びが大切か、推進のプラットフォームをどう作っていけばよいのか。ふくし・共生の文化を創成する福祉教育・ボランティア学習の可能性を考える。

 ●シンポジスト  : 坂本 晃一 氏(東京都墨田区立菊川小学校 主任教諭)
            熊倉 悠貴 氏(筑波大学附属坂戸高等学校 福祉科教諭)
            古賀 和美 氏(三芳町社会福祉協議会 主幹)
            木野ゆずき 氏(視覚障碍者と仲間の集まり「いどばた」、声なびシネマわかば 両代表)
 ●コメンテーター : 原田 正樹 氏(日本福祉大学)
 ●コーディネーター: 横田八枝子 氏(彩の国福祉教育・ボランティア学習推進員ネットワーク(あったかウェルねっと)、若者への福祉教育研究会 両代表)

12:45~14:45 課題別研究①【Zoom1】

 多文化共生とボランタリズム

 様々な意味での多文化化(国籍、民族、ジェンダーアイデンティティ、障害の有無や世代の違い等による多様な価値観の多元化)が進むこれからの社会において、多文化共生およびボランタリズムの価値や理念を問い直しながら、福祉教育・ボランティア学習実践の原理・方法を再考する。

 ●世話人: 大石 剛史 氏(国際医療福祉大学)
       佐藤  陽 氏(十文字学園女子大学)
       松岡 広路 氏(神戸大学)
       原田 正樹 氏(日本福祉大学)

12:45~14:45 課題別研究②【Zoom2】

 withコロナ社会の福祉教育・ボランティア学習の価値と実践の問い直し

 これからわれわれが生きていくことになる「with コロナ社会」における福祉教育・ボランティア学習のあり方について、その「実践と価値」を問い直すところから改めて考える。

 ●世話人: 妻鹿ふみ子 氏(東海大学)
       田村 真広 氏(日本社会事業大学)
       野尻 紀恵 氏(日本福祉大学)
       渋谷 篤男 氏(日本福祉大学)
       渡邊 一真 氏(京都府社会福祉協議会)

15:00~17:00 課題別研究③【Zoom1】

 「語り」をめぐる福祉教育・ボランティア学習の可能性

 福祉教育・ボランティア学習における「語り」とは何なのか、「語り手」とは誰なのか等多角的に検討し、「語り」をめぐる福祉教育・ボランティア学習の可能性を探る。

 ●世話人: 三ツ石行宏 氏(高知大学)
       奥山留美子 氏(山形県福祉教育・ボランティア研究協議会)  
       川田 虎男 氏(聖学院大学ボランティア活動支援センター)
       小林 洋司 氏(日本福祉大学)
       西村  愛 氏(新潟県立大学)
       菱沼 幹男 氏(日本社会事業大学)
       松本すみ子 氏(東京国際大学)

12:45~14:45 特別課題別研究①【Zoom3】

 埼玉発!コロナ禍における社会福祉施設での福祉教育の展開

 地域福祉を推進するための福祉教育実践が社協だけではなく、学校や施設など様々な主体が協同して実践していることを見える化し、特に、福祉教育実践のパートナーとして長年ともに推進してきた社会福祉施設の実践にスポットをあて、このコロナ禍でも実践を深めている方々から実践報告をいただき、今後の福祉教育の展開を探る。

 ●報告者     : 嶋野 博之 氏(特別養護老人ホームみどりの風鶴ヶ島) 
            荻原 祐輔 氏(深谷市社会福祉協議会)
            学校関係者 (調整中)ほか
 ●コーディネーター: 牧野 郁子 氏(鶴ヶ島市社会福祉協議会)
 ●コメンテーター : 菱沼 幹男 氏(日本社会事業大学)

15:00~17:00 特別課題別研究②【Zoom3】

 埼玉発!多様性を受け入れる地域づくりのために
  ~すべての社協活動の基礎にある福祉教育・ボランティア学習の機能を問う~

 誰も排除しない地域づくり、包括的支援体制づくりなどに、多様な人々とともに社協が取り組んでいくためには、福祉教育・ボランティア学習機能を意識化した学び合いのプラットフォームをもちながら各種の事業を展開することが必要である。課題別研究を通して、社協活動の根底にある福祉教育・ボランティア学習機能や学び合いのプラットフォームについて考える。

 ●報告者     : 調整中(県社協・市町村社協職員ほか)
 ●コーディネーター: 熊井 英朗 氏(埼玉県社会福祉協議会)
 ●助言者     : 佐藤  陽 氏(十文字学園女子大学)
            諏訪  徹 氏(日本大学)
            中島  修 氏(文京学院大学)

2日目のスケジュール - 11月29日(日)

時  間【Zoom1】【Zoom2】【Zoom3】
09:30~10:30自由研究発表①自由研究発表②自由研究発表③
10:45~11:45自由研究発表④自由研究発表⑤自由研究発表⑥
12:00~13:00自由研究発表⑦自由研究発表⑧自由研究発表⑨
13:15~14:15自由研究発表⑩自由研究発表⑪自由研究発表⑫
14:30~15:30自由研究発表⑬自由研究発表⑭自由研究発表⑮

自由研究発表の分類

(1)概念・原理・歴史・政策・海外の動向
(2)学校を中心とした展開
(3)高等学校を中心とした展開
(4)大学等を中心とした展開
(5)社協・福祉施設を中心とした展開
(6)社会教育・地域を中心とした展開
(7)実践プログラム・評価

8.参加資格

 会員のみ 
  ※非学会員の方は、2021年10月15日(金)までに本学会への入会手続きを行ってください。

入会に関するお問い合わせ

日本福祉教育・ボランティア学習学会の【ホームページ】をご覧ください。

9.参 加 費

  2,000円

10.参加申し込み

 参加をご希望の方は大会公式サイト【大会参加エントリー】からお申込みください。

  1. 必ず個人メールアドレスで申し込みをしてください(複数人がメールを見ることができる団体等のメールアドレス等を使用しないでください)。
  2. 団体会員で参加をご希望の方は、団体一括ではなく個別に参加申し込みを行ってください。また、団体会員であっても1人につき2,000円の参加費を負担いただきます。
  3. お申し込みされた方のみ、後日Zoomの接続方法についてご連絡します。
  4. 大会公式サイト(本サイト)では8月1日(日)から参加申し込みが可能になります。
  5. 参加申し込み及び参加費振込期限 11月12日(金)まで。
  6. 参加費の振り込みは大会公式サイトにおいて行います。参加費を期限までにお振込みいただけない場合は、参加ができませんのでご注意ください。
  7. Zoomの設定方法については「Zoomの準備」をご覧ください。
参加申し込み(振込期限)自由研究発表申し込み情報保障のご希望
期  日11月12日(金)まで9月27日(月)まで9月30日(木)まで

11.自由研究発表のエントリーについて

 本大会の自由研究発表は口頭発表のみです(ポスター発表は行いません)。開催要項5頁「自由研究発表者へのご案内」及び大会公式サイトをご参照のうえ、8月1日(土)から10月11日(月)※延長しました※9月27日(月)までに【自由研究発表エントリー】からお申し込みくださいなお、郵送・FAX・お電話での申し込みは受け付けできませんのでご注意ください。

12.情報保障について

 情報保障をご希望される方は、参加申込・自由研究発表のエントリーの際にご記載ください。個別にご相談のうえ対応させていただきますので、申込時にご希望をお書きください。事前準備の都合上、9月30日(木)までに、お申し込みくださいますようお願いいたします。

13.お知らせ

(1)今後のご案内について
 本開催要項は、2021年10月27日時点での情報を基に作成しています。今後発生するプログラムの変更、当日の留意事項等については、大会公式サイトにて随時ご案内いたします。

(2)大会のZoomチャンネルのID、パスワードについて
 大会開催約1週間前に、大会公式サイトの「参加者専用ページ」のパスワードをお申し込みいただきました、E-mail宛にお知らせします。当日は「参加者専用ページ」から、大会のZoomチャンネルにログインしてください。「参加者専用ページ」では、大会要旨集をダウンロードすることができます。

14.オンライン大会に際しての留意事項

 オンライン全国大会への参加をお申し込みされた場合、以下のことに同意したこととさせていただきますので、必ずご確認ください。

  1. 万一、オンライン大会に際してトラブル等が生じた場合は、学会ではその責任を負いません。特に、著作権、肖像権、個人情報等の取扱いには十分ご注意ください。
  2. オンライン大会に際し、学会では、コンピュータの操作、インターネット接続、映像・音声等の技術的サポートやお問い合わせ、トラブルの対応はできません。
  3. オンライン大会は、新型コロナウイルスの感染拡大等、社会情勢によっては中止もありうることをご承知おきください。
  4. 参加にあたっては、接続機器のカメラ及びマイク機能は不要ですが、機器設備や通信料等、別途発生する費用については各自ご負担ください。
  5. その他、Zoomでの参加の方法など、より詳細な案内や注意事項は、大会公式サイトにてお知らせいたしますので、必ずご確認ください。
  6. よくある質問やお問い合わせ事項については、大会公式サイトのFAQで情報提供します。
  7. オンライン大会におけるセキュリティを守るため、参加申し込み者が得られたZoomのIDやパスワードを漏洩させないよう、十分ご注意ください。

15.問い合わせ先

 今回の参加申し込み受付・問い合わせは、学会より一般社団法人Wellbe Design [ウェルビー・デザイン]に委託しています。

「よくある質問」を事前にご確認ください011-801-7450電話での受付時間 9:00-17:00 [ 土・日・祝日除く ]

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